直流電源作ってみたハナシ
ども。最近やっとミニ四駆を楽しめてきた気がするシメイです。
モーター慣らしやら実験やら用に、直流電源を作ってみたハナシです。
もくじ
はじめに
直流電源 なんて、中古でも色々あるし、モーター慣らし機ならアンチマターやリアクターもあるのですが、「童心に帰ってみよう」との思いで製作。
童心、ということでメインの回路は市販のキットを使いました。
お手軽でいいよね。
特徴(キットからの変更箇所)
- アルミケースへの組み込み。それに伴うスイッチなど、UI部分の部品追加
電源スイッチ、電圧電流計、電圧調整ツマミ、電流調整ツマミ、電源出力はΦ4のバナナジャックになります(リアクターやアンチマターとかと一緒のやつ)。
- 電源への入力をAC100VではなくDC12VのACアダプタに変更
検討の結果、整流器と商用トランスは却下しました。重いし高いし危ないので。
出力電圧範囲は、今回製作のものだと0V ~10Vくらいになります。
ただ、今回の回路方式であれば、9VアダプタのほうがGoodだったかも。
その場合は出力範囲は0~6V位に狭まるけど、発熱は少なくなるはずなので。
- 電流制限値(可変)の下限を6Aから3Aに変更。
安全方向へ。出力電流がリミットを超えたら、出力電圧は垂下していきます。
- 電解コンデンサを横向きに変更。
万が一の事故でコンデンサ爆発時の噴出方向をUI側から遠ざける為。また筐体組み込みする上でのサイズ制約の為。
トランジスタの放熱とかも頑張ったポイントでは有りますが。まだ、結果が様子見中なので特に今は記さず。
今回はケースの製作がめっちゃ大半でした。
機械加工って大変ですね…知識と機材がないとなぁと思いました。
デザインをしたら原寸でプリントアウトします。モーターぎゃむばる(命名)。
↑これを、汎用のアルミケースにはっつけます。
穴あけの位置などを、いちいち採寸してケガキしなくて済むのでめっちゃラクですよ。
ケースの穴あけ後の写真がねぇでした…ほんとすみません(;^_^A
でも、穴あけさえ終わって仕舞えばあとはツマミなどの各インタフェース部材をキットの回路と繋いでいくだけです。
最後に表示のテプラを貼ります〜。
今回はちゃんと原寸でデザインしていたので、必要箇所をそれぞれ切り取って、テプラに指示すればOKでして、ラクチンでした。
アルミ板とテプラの透明/黒は結構相性良い気がします。
オレンジ色のミサイルスイッチ 、これは、とても正解なチョイスでした。
押してて気持ちいい→押したくなる→こまめに電源ONOFFするようになる。良いサイクルです。UXってだいじ(大袈裟)
電流制限(動画は音うるさいのでミュート推奨です(;´・ω・))
3Aくらいで電流リミットかけてみた図。ミサイルスイッチ の感触が堪りません。 pic.twitter.com/4ug5Hv7fjg
— シメイ (@chimay_rovering) 2018年1月6日
電流制限もうまくかかってくれました。
今回の電源でモーターを駆動しながら、シャフトに負荷をかけて電流を増加していっても、3アンペア程度を超えたあたりで電圧が垂下していきます(動画)。
※電流のツマミを開いて、制限値を緩めていけば、電圧は垂下せずモーターぶん回るようになります。
グラフにするとこんな感じでしょうか。
手書きですみません…
出力電流Ioutが、制限値のI limitを越えようとすると、出力電圧Voutが垂下して停止方向へ働きます。
そんなわけで完成しました
ミニ四駆のモーター慣らしに、挑戦してます。
モーター慣らしと言えばリアクターとかもありますが、やっぱりツマミがあった方が数段効率いいですね。
とくに、短時間であれこれと試す慣らし方では顕著です。
あと、机に常設したので、外出用カバンからいちいち取り出す手間もないのでやる気あっぷした。
支援物資のお願い
最後に、なんかもう、チラシなので気分を害した方は読み飛ばして頂ければとおもいます。
試験的にほしい物リストを設置してみます。
いきなりで恐縮なんですが万が一、気が向いた方いたら支援物資もらえると助かります。
モノでのお礼返しはまだまだ難しいかもですが、
招待制で、もうちょっと踏み込んだ技術的な記事に招待できたらなと思ってます。
例えば今回の装置の詳細な作り方とか、
ほかにも、今は私生活のゴタゴタ(あと出来れば自身のレース活動)にお金回さなきゃなので停止している計画が結構あります。そういう企画も支援のおかげでスタートできてそして招待記事にでもしてシェアできたらめっちゃ素敵だなと思います。
そんな感じで、『おい、最後はチラシかよ!』なブログでしたが最後まで目を通して頂き感謝です。
夜はあったかくして寝ましょう(*´w`*)